小学生・保護者の皆様
小学生のうちに覚えるべきことはたくさんあります。特に中学受験をする際には非常に多くのことを覚えなくてはなりません。そうなると『学習=単純に覚えること』という傾向に陥りがちになります。覚えるということは非常に大切なことではありますが、それだけを学習の中心に置くと、忘れやすく効率の悪い学習になってしまいます。そして何よりも、楽しくありません。
それでは、効率よくしっかりと身について、且つ、楽しく学ぶために必要な力とは何でしょうか?
それが『思考力』です。
図の例にある通り、
①日本でのジャガイモの生産量が1番多い都道府県は北海道で、国内の総生産の8割程度を占めています。
②片栗粉は、近年ではジャガイモのでんぷんから作ります。
この2つの情報から、
③「片栗粉の原料がジャガイモなら、片栗粉の原料の多くは北海道で作られているのではないか?」
思考力のついている子は、こういう疑問をもつわけです。
ジャガイモの産地についての情報と、片栗粉についての情報を同時に習うことはほとんどないと思いますが、別個に習ったこの2つの情報をつなげる力こそが思考力なのです。
疑問に思えば、それを調べてみればいい。あるいは、私に聞いてくれてもいい。
実際、北海道では片栗粉を作るためにデンプン質の多い品種のジャガイモが育てられています。
思考力のある子は、そうやって知識を広げていきます。
『ジャガイモ→北海道』という情報と『片栗粉→ジャガイモ』という情報の2つをつなげて、『片栗粉→ジャガイモ→北海道』と理解できるようになると、忘れにくくなりますし、情報が網のようにつながることによって、さまざまな場面で引き出すことができるようになります。
もう1つの大切なポイントが学習習慣をつけるということです。
例えば、毎日2時間勉強する子がいたとします。もちろん、それ自体すばらしいことです。
ですが、「宿題があるからやっている」子や、「保護者の方に叱られるからやっている」子は、宿題が出されなかったり、叱られなかったら、勉強をしないのかもしれません。小学生のうちはそれでもいいのかもしれませんが、いずれ成長して上の学校に入っていくようになると、やらされている勉強は、やらなくなります。
本当の意味での学習の習慣化は、自発的な学習ができるようになることなのです。
小学生のうちに自発的に学習をする習慣を身につけることは難しいことではありません。
進学塾ネイチャーでは、無理なく学習習慣を身につけられるように自宅での学習指導も行っています。
小学生から墨田区の進学塾ネイチャーで学ぶことで大きな差がつきます
墨田区の当塾では小学生から学ぶことができます。本格的な勉強がスタートする小学生の段階では、しっかりとした学習習慣を身につけ、学ぶ楽しさと基礎学力をつけることがとても大切になります。中学受験をしないから小学生のうちには塾は必要ないとの考えもありますが、受験の有無を問わず、小学生の段階で学習習慣を身につけ、自ら学び、考える力を養えるかで中学生以降の学力や能力の成長に差がつきます。
進学塾ネイチャーは知識詰め込み型の授業ではなく、お子様の目標やご希望、レベルや個性に合わせて楽しく学べる環境をご用意し、知識を得ることへの興味や問題が解けることの喜びを育んでいきます。勉強が好きになり、自ら学ぶ習慣がしっかり身につきます。